朝型夜型は遺伝子では決まらない?クロノタイプは嘘?
あなたはクロノタイプという言葉をご存知でしょうか?
朝型夜型という体質は遺伝レベルで決まっていてその遺伝子の中の時間的趣向性のことをクロノタイプと言います
つまりは朝が得意、夜が得意は遺伝子レベルで決まっていて、
朝型になりたいと思う人がどんなに頑張っても夜型のクロノタイプ遺伝子を持っていたら意味ないんじゃないの?
ということが言われていました
ですが、2019年の最新の研究で実は朝方夜型というクロノタイプは遺伝子では決まらないのではないかという研究結果が出たのでご紹介しますね
朝型夜型は遺伝子とは関係がない?
実は有名なクロノタイプというのは科学的には当てはまらないということが証明されたんですよ
面白いですよね
では詳しくみていきましょう
クロノタイプに関連するゲノムワイド関連解析と朝型人間と関係
2019年、イギリスの学者サミュエル・ジョーンズ博士らの研究によると、
遺伝子は睡眠のタイミングには影響するが質や期間には影響がない
睡眠によって遺伝子の変化は確認されなかった
ただ朝型の人間は幸福度を高く感じる傾向があり、うつ病リスクは少なかった
このような結果が示されました
遺伝子はイギリスのバイオバンクからデータを248,100人提供され、朝型夜型に関係する遺伝子を24種類から351種類に増やして検査
そして自分が朝型、夜型、わからないという3択のアンケートを元にその関係性について研究したという研究です
その結果、クロノタイプを決定づける遺伝子とアンケートとは相関関係がないことがわかりました
ただ、遺伝子によって早く眠くなる、遅く眠くなるということはあり、
早く眠くなる人は早い時間に睡眠に入るので早く起きるということは全く関係はないとは言い切れません
そしてアンケートで朝型だと答えた人の方が幸福だと感じている人が多く、うつ病リスクも少なかったということです
朝型には努力で矯正できる
今回の研究結果の元がアンケートのためバイアスがかかっていることは否定できないと論文中に書いてありましたが
バイアスがかかっているということは意識を朝型にしようと本気で思うだけで
朝型になることは可能だということを示しています
つまり、何が言いたいかというと、
本当に朝型にしたいなら頑張って自分の体を朝型に持っていく生活をしよう
ということですね
つまり朝起きて、朝日を浴びながら散歩をしましょうってことです
散歩には色々なメリットがあり、一番は脳内にセロトニンが分泌されて、幸せな気持ちになるということです
しかも朝日を浴びることによって人間の脳が体内時計を調整し、早く起きられるようになります
私は今、5時に起きますがアラームがなくとも起きることができます
これは体内時計がきちんと整っている証拠です
あなたも時間を有意義に使ってみたいという気持ちがあれば是非朝活を継続してみてはいかがでしょうか
それではっ