悪役は主人公より大事なポジションである
どうも、きうり(@nasyukiuri)です
主人公より格好いい悪役って映画自体を盛り上げるのに必要不可欠だと思うんですよ
やっぱり主人公が正義だとしたら対立する悪は主人公が死ぬ思いするくらい必死にならないと勝てないような人間を配置する事が大切ですよね
今の映画は最後の最後に小物になる敵が多すぎる!
特にめちゃくちゃ理想論を言うけど死ぬときクズみたいなー
そこで悪役だけど惚れるそんなキャラクターを紹介しますよ
映画ってそこが楽しいとこじゃないっすかね
悪役でかっこいいのは男性だけじゃないのだ
キアヌ・リーブスが主演の「コンスタンティン」っていう映画なんですけどね
かなり中二病前回で私好みの映画だったんですけど、その中の悪役がまたかっこよかったんですわ
ストーリー
ネタバレになるので注意。ざっくり説明すると、
昔死にかけたコンスタンティン(キアヌ)になんかハーフブリード(天使・悪魔×人間の半分半分な人?たち)を見分けられる力が宿るんだけども、コンスタンティン君めっちゃヘビースモーカーなんですよ。
そのせいで肺がんで余命1年。
悪魔祓いをして「神様! 僕頑張ってるよ! ほれほれ! 長生きさせてーな!」ってアピールするけども、天使的な人はそれを見抜いていて「人間はもっと苦しめばええんや!」とコンスタンティンと戦いに
その戦いのピンチにはあの方が現れて……
みたいな
で、誰のどこがかっこいいのか
正直かっこいいのは、天使のハーフブリードの人。
登場したとき、「あ、この人天使やん」って思った。それくらい役にずっぽしハマってる人です。
ティルダ・スウィントンさんが演じてます。(ナルニア国物語の「白の魔女」の人。見てない)
↑本気モードのスウィンストンさん可愛すぎやろ。
で、何がいいかって整ったお顔をしつつのコンスタンティン君への容赦ない攻撃がすごくいい
「あぁっ! もっと滅茶苦茶にしてっ!」って感じですわね
ただ滅茶苦茶にされるのはコンスタンティン君です
なんでそんなに容赦ない攻撃が出来るのか考えたときに、「他人に何を言われようと構わない屈強な自分の意思がある」からなんですよね
悪いように言えば思い込み激しいみたいな
他の魅力的な悪役っていたっけ?
考えてみたら結構いますよね。
「ダーク・ナイト」のジョーカー。
病院を爆破するの時の軽さがたまりませんね!
「SEVEN」のジョン。
ホント悪の信念に従いすぎって奴よな
SEVENの最後の苦味は他の映画では味わえない気持ち悪さというか
「HELLSING」の少佐。
もう悪役ってだけでこの人正義なんじゃねーの?
等々みなさんの中で「こいつかっけーな」って思う悪役っていると思うんですよ
その人たちって確固たる意思と主人公たちの弱点をモロについてくる悪役然としてる行動がいいんですよね
主人公たちをライバルと認めながらバカにしているというか
ちなみに私が全然魅力的じゃないと感じるのは「0083 STARDUST MEMORY」のニナ・パープルトンです。
こやつは巨悪です
惹かれる悪とは
絶対に自分がやっていることが自分の欲望に従順なことや主人公と並行する理想を持っていることだと思うんです。
ダークナイトのジョーカーは悪の都市にしたい一方、バットマンは犯罪のない都市を目指している
SEVENのジョンは本当の意味の確信犯です
この殺人を最後まで行うことに綿密な計画を立てて常に主人公たちの一歩前を行きます
HELLSINGの少佐はただ一人の吸血鬼を殺すために手段は選びません
惹かれる悪役というキャラクターは全員が常に主人公の強大な敵であり続けるということが一番大事なのかもしれません
巨悪のニナは絶対に許さん
それではっ