いい人間は辞めよう!いい人ほど死に近づく理由とは
もしかしてあなたは世の中の人が言っている「いい人」にならなきゃって思ってません?
それとも「いい人」になった方が得だと思っていませんか?
いや、それどっちも大間違いなんですわ
私も昔は「いい人」にならなきゃと無意識に自分で演技していたことがありますが、いい人をやめたほうがよっぽど健康的になってしまったので
「いい人」になりたい人はその危険性を知っておくべきです
その上で「いい人」になりたいと思うかどうかはあなた次第ですけどね?
他人が言う「いい人」という言葉に騙されるなかれ
他人が
って自分を評価する時ってどんな時かわかります?
自分にとって都合のいい人ってことなんですよね
労力や物を自分に無償でプレゼントしてくれたり、自分が困っているときに助けてくれる人
それが他人の言う「いい人」の正体です
その人が大好きでその人に献身的にご奉仕したい!って言うどM気質の人はどうぞご勝手に
でも、ほとんどの人はそうじゃないですよね
自分に正直に生きたいと思っているはずです
他人の都合のいい人になろうとすると、
・自分の意見を隠す
・自分の都合や予定を変える
・いつも笑顔でいようと努力する
こんなことが弊害としてありますよね
実はこんなことが自分のいろいろなパフォーマンスやモチベーションを下げてしまう危険性があるのです
いい人であることにはデメリットしかない恐ろしい理由!
他人の都合のいい人になろうと思ったら、自分を捻じ曲げる必要があるとお話ししました
その行為自体があなた自身の能力を下げてしまったいる上、身体的もよくないのです
・感情を隠すことによって寿命が縮む
・メンタルも病む
・他人は自分が思ってるほど自分に感謝していない
このいい人になろうとすることがこれだけのリスクを持っていることを知っておいた方がいいですね
感情を隠すことによって寿命が縮むのだ
人間関係でネガティブな感情を抑えると、対人関係の満足度も下がるし、風邪も引きやすくなるということが分かってるんですね
これはイスラエルの研究で404人の女性を対象にした実験です
ビックファイブ(世界一有名な性格診断テスト)を行って外交的な数値が低い人ほど、
ネガティブなことを隠すと慢性疲労や風邪を引きやすいということが分かってるんですね
最新のパーソナリティ心理学でも、自分違う性格を無理やり続けていると眠れなかったり落ち込んだりするということが証明されています
これって人間関係で無駄に自分の意見を隠していい顔をしている状態に似ていると思いません?
特に、元が内向的な人なのに外交的な性格を演じている人がやばくて、
根暗な人が営業職をすると心病みやすいのはこういうことなんですね
だからこそ、自分の感情を隠す都合のいい人を演じることは何の特にもならないってことなんですよ
風邪を引きやすい→休みがちになる→仕事がたまる→過労→メンタル病む→風邪をもっと引きやすくなる
みたいな負のスパイラルが起きやすいので、根暗で営業職をしている人は一刻も早く転職をお勧めします
自分の時間がないとメンタルも病む
これは感情を隠すことにも通じるんですが、その性格や感情を隠すことによって自分のメンタルを回復させるために必要なことは
自分の時間を確保することです
そしてそれを散歩の運動や読書などの自分の内側に対して向き合う時間を作ることが大切なのです
よく年始に「今年は始めたい趣味」みたいなランキングに運動や読書がランクインしているのを見ますが、
みんなは運動や読書がいいものだと分かっているんです
でも始められないし、始めたとしても習慣化できずに終わってしまう
何故なのでしょうか?
それは簡単なことで、自分の時間を絶対に確保してやる!という気持ちがないからです
そんな気持ちが出ないのは、いわゆる気疲れが原因です
自分の感情を隠すと落ち込む確率が上がると解説しましたが、それも大きな要因の一つになりえます
SNSやインターネットを絶って、自分に向き合う時間を作ることが大切なのです
外で十分気を使ってるんです
家に帰ったら他の人のことは気にせず休みましょう
ついでに紹介しておくとカルフォルニア大学の4,415人を対象にした実験では、金より時間の方を大事にする方が人生の幸福度が高い!みたいな研究もあります
人類全員が平等に持っているものをどのように活用するか?を考える人ほど幸福度が高いんだそうな
他人に親切にしても他人は自分に感謝していない
よくありませんか?
嫌なことを言った人は全然そのことを覚えていないけど、言われた本人はそのことを強く覚えているということ
全く同じことですね
そうするといい人はどう思うでしょうか?
はい、無駄なストレスですね
最初は感謝をされていたかもしれませんが、あなたがその人の都合のいい人になってしまった時点で相手はあなたがやってくれて当たり前と感じます
慣れの習慣とは怖いもので、感情が動かなくなってくるんですね
やってくれて当たり前なんだから感謝するのはおかしいな、と考えるのはその人が悪いわけではありません
人間の脳はそういう仕組みになっているんです
人間の脳は都合のいいやつで、楽をしたがります
感謝をすべきか、すべきでないかを判断したがらないのです
いい人のあなたがそのタスクをこなさなくてもちゃんと仕事は回りますから安心してください
いい人を辞めたら自分の成長に繋がる
ここまでの話をプラスに転じるように考えると
・自分の感情は隠すな!
・時間を確保しろ!
・自分を大切にしよう!
ということですね
そんなの難しいよぉ!って人もいるでしょうが、その先に待つ結果と具体的な方法についても軽く触れて行きます
自分の感情を素直に受け入れられるようになる
自分の感情を隠すことがなくなると、自然と自分の感情を素直に受け入れられるようになるんですよ
「あ、自分ってこういう思考をするんだな」、「こんな時こんなに感情的になってるんだ」とわかるんです
そうなれば、自分を認めることができるようになるんですね
これは自己肯定感を養うことができます
さらに自分の感情をコントロールする力が上がるんですよね
そうなればあなたはもっと自分の感情を操作できますし、「この人に対して都合のいい人になると自分はこういうメリットがあるな」とちょっとダークな思考もできるようになって来ます
この訓練法は瞑想がかなりいいです
やり方がわからないなーって人はアプリなんか使って見たらいかがでしょうか
NOが言える人間になる
いや、無理って思ったあなた
断り方って知ってますか?
この断り方じゃあ角が立つし、下手したらかなり長い遺恨を残すことにもなりかねません
ではどうするかというと、主張的反応という心理テクニックを使いましょう
・攻撃的主張
・非主張的反応
・主張的反応
と断り方は分類されますが、攻撃的主張はすごくわかりやすくて、上の例のようなはっきりNO!という場合ですね
非主張的反応というのは、
と相手を優先して自分をないがしろにする場合です
これは結構断り下手な人に多い傾向です
では最後、主張的反応ですが、
と自分の主張を織り交ぜつつ、やんわり断る方法ですね
かなり有効なんですが、それでも問題なしに仕事を振ってくる上司がいる会社ではきついかもしれません……
ちなみにこのテクニックは友人関係でも使えて、行きたくない用事に誘われたときには
とか
とか言ってみてください
ポイントは絶対この時間なら相手は「その時間なら無理だなー」と思う時間を設定することですね
一度使ってみてください
人間関係は無理せずコントロールしよう
ここまで無理すんなよーってことを話して来ましたが、他人をコントロールするより自分をコントロールすることの方が簡単です
最後には自分の性格をどんなタイプなのか分析してみたり、自分のことをケアする時間を増やす方がいいんです
だからこそ都合のいい人にならず、自分はこういう人間だからこんな対応をしてみようなんて考える方が一番効率的ですし
どんな場面でも応用が効く能力になります
なので、都合のいい人はやめましょう
都合のいいように相手を使う人間になりましょう
それではっ