レジ袋が有料になることを考えてたら何か色々悟った件
どうも、きうり(@nasyukiuri)です
2020年7月1日からレジ袋が有料になったらしい
どうやら世界的にマイクロプラスチックを抑える対策らしい
世間では
・3円くらい別に出すよ派閥
・絶対3円なんか出さねーぜ派閥
に大きく分かれているらしい
私自身は、マイクロプラスチックを削減するのはいいことだと思うし、有料に移行するのも頷ける
ただ、微妙に気になるのは「レジ袋が有料になったからってマイクロプラスチックを削減することが出来るのか?」ということである
いや、マイクロプラスチックが削減できるかどうかは重要な問題ではないのかもしれない
我々はやっていますよ?とポーズをすることが大事なのかもしれない
優秀な社員が仕事をやっているように見えてサボりまくっているのに見えるというのに似ている
ちなみに私は3円でも出すよ派閥である
なぜなら、コンビニで温めてもらった熱々のドリアなんか持てないからである
そこを意地になって「熱っ!」とか言いながらコンビニを出ていくのを想像すると、なんとも情けないからである
そんな惨めな姿を晒すくらいなら私は喜んで3円を出そう
スーツ+エコバックの違和感
エコバック持って行くわ!っていう人も多いであろうが、エコバックってなんでカラフルな色が多いのであろうか
正直パステルカラーの袋を持った中年男性のミスマッチ感よ
自分は良くてもいいだろう
しかしなんだ
なんなのだあのミスマッチ感は
紺色やグレーで一体感を出しているスーツ姿の男性があわや片手にカラフルな袋を持っているあの違和感
到底おしゃれとは繋がらない気がする
女性なら問題ないだろうが、私にはスーツ+カラフルエコバッグの違和感は異様に思えるのだ
スーツを着て仕事に行っているわけではないが、そんな目で見られるならまだ3円払ったほうが私はマシだと思うのだ
もちろんエコバッグ派閥も分からなくはない
朝昼晩コンビニで食事をしている人は12円1日に払うわけで、1ヶ月に換算すると360円ほどになる
1ヶ月に360円無駄にかかるとしたら、エコバッグ代など2ヶ月で元が取れるというものだ
一瞬で年が終わる年齢になってわかるのだが、そういう積み重ねは以外と馬鹿にならない
もちろん無料なものが有料になれば腹が立つだろう
今まで彼女と毎週デートしていたのに、いきなり彼女から
「来月から私とデートするときに100円取るから」
なんて言われた日にはその日に別れ話をするだろうし、大盛り無料のラーメン屋がいきなり大盛りに30円上乗せして来たら
おそらくそのお店には二度と通わないだろう
そういうものなのだ
人間は無料で提供してもらっているものを当たり前だと思う生物なのである
考えてみれば、サービスで無料にしてもらっているものに感謝こそすれ恨むなんておかしな話だ
だけど、それを当たり前と思っている私たちがおかしいのは間違い様がない
サービス精神を当たり前と思うのはどうか?
だけどもだ
それを考えなしに「今まで無料だったのに有料にするなんておかしい!」なんて声高らかに騒ぐ層がいる
そんな世の中だから「レジ袋有料になったのはどうなの?」みたいなどうでも良い議論になるわけで
実質その議論は「今日の私のご飯はパンでした」と同レベルな話に思えてならない
それに対して朝ごはんはパンよりご飯を食べるべきだ!という謎の対抗勢力が出てくる
今回の議論なんてその程度なのである
価値があるなら払えばいいし、その価値がないなら払わなければいい
その程度の話と考えていない層はいちいちイライラして可哀想だなとは思う
ただ、先ほどの例でいうといきなり彼女にデート税を取られることを考えたらすごい悲しい自分もいる
一生そのエピソードは鉄板ネタとして使えることだろう
ある意味いい買い物である
話は元に戻って、レジ袋は貰うべきかということだが、レジ袋の用途を考えると3円を払う価値はあると思うのだ
レジ袋ってただ単にゴミを入れるだけでなく様々な使い方ができるものだ
100均で、ある程度の袋は売られているが、一枚3円で換算すると33枚以上入っていないとレジ袋を貰うことと同じにならない
確認して見たが、そんな製品はなかったので、レジ袋を貰った方が得ではあると思う
ぶっちゃけ、レジ袋なんて西成のおっちゃんにとっては財布であり、おしゃれバッグなわけだ
そう考えるともう別に1日に3円払ってバッグをレンタルしていると考えれば安いと思えるだろう
西成なら標準装備だ
何も問題はない
そう思いながら私はポッケにクシャクシャになったレジ袋を放り込みながら、
「レジ袋いらないです」
との賜るのであった
それではっ