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【寿命が縮む街、居住環境って?】グラスゴーから学ぶ居住環境の大切さ

【寿命が縮む街、居住環境って?】グラスゴーから学ぶ居住環境の大切さ

 

きうり
きうり
どうも、きうり(@nasyukiuri)です

グラスゴーっていう都市を初めて知って、その歴史から学ぶことは多いなーって思ったので、居住環境におけるストレスへの対策ってことで

グラスゴーってどこ?

スコットランドの最大都市で、産業革命以後、工業と造船業で栄えた町で最大で100万人超が暮らした都市です

イギリスではロンドン、エディンバラについで観光客数で言うと3位の街になっています

ただ、グラスゴーはイギリスの都市に暮らす男性に比べ7年も寿命が短く、4人に1人は65歳まで生きることが出来ないとまで言われている都市なのです

そのことから「ヨーロッパの病人」とまで蔑称が付くくらいです

グラスゴーの平均寿命が短い理由は、日照時間の低さや貧困、揚げマーズバーの食べ過ぎなんてことが言われていましたが、

実はそうじゃないんじゃないかとジャーナリストのフルール・マクドナルド氏が調査を行いました

すると歴史的背景から様々な事実が浮かんできたわけです

ということで、今回はヨーロッパの病人から「人はこんなところに住んでると寿命が縮むぞ!」って話です

ちなみに揚げマーズバーが気になって人がいると思うので紹介しておくと、スニッカーズみたいなやつに衣をつけて揚げた食べ物です

何という魔改造……

揚げマーズバーも原因じゃね?って思ってしまうのだ……

グラスゴーの悲劇

さて、産業革命後に急成長を遂げたグラスゴーには人が溢れていました

そこで、グラスゴー議会はその人口対策として二つの計画を実施したわけです

1.街の中心部周辺に高層住宅を建設すること

2.労働者を郊外に転居させること

その環境の変化から、グラスゴーに住む住人は知らずのうちに多大なストレスを受けることになります

急激な居住環境の変化は人を狂わせる

この計画を実施し、労働者を街の外に移動したことで、安定した収入をもつ世帯が激減したのです

当たり前ですよね

通勤に使う時間やお金も増えますし、それに加え工業都市として発展したグラスゴーではそのような職種に就くことが出来ないと、収入も激減します

その上、街の中心部の集合住宅に貧困層を押し込めたので、治安は悪化

すぐにタワー・ブロックは麻薬や強盗、暴行の巣窟に変化しました

それが更に中心部からの人間を追い出し、空いた部屋は新たな貧困層に割り当てられることになりました

負のスパイラルに陥る結果になったのです

引越した直後はなんか落ち着かないなー、とか転職したり就職した後はあまりよく眠れないことありませんでしたか?

これは環境に脳が追いついてないからなんですね

怖い怖い

共用スペースがあることによるストレス

タワー・ブロックでは共用廊下や場所によっては浴槽やトイレも共用することが多かったそうな

心理学者、アンドリュー・バウムの実験では

・ほぼ全員が共有スペース(浴室やラウンジ)を使う

・4~6人のグループが共用スペースを使う

という2つのグループに学生を分けて行なった実験では、全員が共用スペースを使うグループの方が

・成績が悪い

・ストレスを感じる

・反社会的行動が多い

ということがわかりました

巨大な居住ビルを作ったことでこのような弊害も起きたのです

更に、貧困層と富豪層が同じタワー・ブロックで暮らすため、

きうり
きうり
あいつはいい服着て金も持ってやがるのに……くそ!

みたいな妬みのようなストレスも多かったのです

その精神的不平等感は非常に大きなストレスを人間の脳に与えることもわかっています

ちなみに知らない相手とよく接触する人も同じような感覚を味わっているはず

新規開拓営業の方とかは知らないお偉いさんに会うこともあるんで、ストレスに対する耐性回復方法を知っておいた方がいいですな

居住環境の悪化からの逃避

その上、当時のグラスゴーには「仕事が終わったら酒!」というルーティーンができていたようで飲み屋以外に公共の施設はなかったという

そうなるとアル中大発生ということですな

アル中が大量発生するとどうなるかというと、虐待、暴行などが増えるというのはよく知られています

家族に暴行や虐待を行なったことで、自分を責めて精神障害になる人も少なくありませんでした

その上、貧困層でタワー・ブロックに押し込められている人は、麻薬に手を出したりしてしまいます

ここでも負の連鎖は終わらないという結果になったのです

自然が奪われることでのストレス

人間は自然を目にしないとストレスを感じることが分かっています

ハイデンベルク大学のリンデンベルク教授によると、学生を対象にした実験で、

・都市部の学生

・農村部の学生

を2つのグループに分け、否定的な言葉(お前はダメな人間だ!等)が流れるヘッドホンをつけて計算問題をさせたわけです

すると、脳波を測定すると都市部の学生の方がストレスに反応する脳の部分である扁桃体が活発に活動してたそうな

リンデンベルグ博士はこうも言っています

博士
博士
都市部に住むプラスの理由はねーよ?

でも利便性もよく、豊かな暮らしをしているはずの都市部の人たちがなぜストレスに弱いのか

その理由は自然を見ていないからです

自然と触れ合うと副交感神経(リラックスする)が活発になって、

更に、120分意識して自然に触れられれば幸福度や健康にもなるっていう結果が出ています

なので、自然と隔絶される都市部の人たちは常にストレスと戦うしかないし、回復も難しいよねってことなんですよね

ヨーロッパの病人が生まれた原因は環境ストレスである

ここまでヨーロッパの病人が生まれた経緯と原因を解説しましたが、やべえなって思って人いません?

そう、人間にとって住む環境や、都市は慎重に選ぶべきなのです

安いからトイレ共用だけど、憧れの東京に住めるからいいか!とか考えている人は無意識にストレスを貯めてしまっているかもしれませんよ?

寿命を縮める居住環境はこれだ

・共有施設が多い

・自分と比べて収入が多い人が沢山住んでいる

・自然が少ない

このような場所は極力避けましょうというのがグラスゴーから学ぶ見地ですね

1.なるべく個人的な空間を手に入れる努力をする

2.身の丈にあった生活や居住地を選ぶ

3.近くに大きい公園や自然を感じられる場所を選ぶ

こんな対策が必要じゃないかなーって思います

もちろん、ストレスに効く対策を行うことは決して無駄ではありませんが、

日々のストレスを軽減するということはもっと重要です

自分の居住環境が自分のストレスを増幅させるようなことになれば、住んでいるだけでマイナス要素を受けまくるわけですからね

あなたが今変えなければならないのは環境かもしれませんよ?って話でした!

それではっ